公認会計士奥村佳史事務所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目18番12号
お問い合わせ:ここをクリックしてメールフォームからどうぞ

国民生活金融公庫パーフェクトガイド[日本全国対応]
INDEX

新年度の予算策定

経理の仕事で最も重要な作業が決算であることは、先に説明しました。決算は、会社が1年間の営業活動を終えた後に行うものです。
これに対して、会社が1年間の営業活動を始める前には、予算を策定することが必要になります。
予算とは、1年間の売上と経費がいくら発生するかを予め計画しておくものです。
売上の予算というのは、営業部門の目標金額ということになります。反対に、経費の予算は、会社が1年間に使用できる支出上限額を意味します。
営業部門が目標どおりの売上を計上し、全社的に経費を上限枠の範囲内に抑えることができれば、会社は1年間の営業活動を終了した時点で当初予定したとおりの利益を計上することができます。
もし、売上が目標に届かなかった場合や、経費が予定をオーバーした場合には、会社は当初予定を下回る利益しか計上できません。
会社が少し大きくなると、この予算は欠かせないものとなります。なぜなら、経費の支出限度がわからなければ、節約しすぎて十分な営業活動ができないか、経費のつかい過ぎに陥るおそれがあるためです。また、売上の目標がなければ営業マンは漫然と営業活動を行うことになってしまいます。
予算が策定されていなければ、会社はスムーズに営業活動を行えません。

 ご相談はこちらからどうぞ

予算策定(1)全社的な目標を設定する

予算は、その事業年度が始まる前に策定するのが原則です。
予算の策定にあたって最初に行うのは、全社的な目標を設定する作業です。少し規模の大きな会社であれば、経営企画室などの部門が担当します。経営企画室などの部門では、経営計画との整合を図りながら会社の目標を設定する作業を常に行っています。単年度の予算の大枠もそれに沿った形で提示されます。
比較的規模の小さな会社であれば、経営者がこれをすべて行います。
ひとつの事業だけを手掛けている会社の場合、売上高の目標金額を設定します。売上目標は、前年の売上高と比較して何%増加させるかを定める方法が一般的です。
新たな製商品の投入がある場合や、製造設備の増強、販売部門の増強などを予定している場合には、それらによる増収効果を織り込みます。
複数の事業部を有する会社であれば、事業部門ごとに売上高の目標金額を設定します。
費用の面については、売上高の増減に連動する部分と、固定的に発生する部分に分けて予算金額を設定します。
経理部門としては、このような作業に必要となる決算数値を経営者に適時・迅速に報告することが必要です。
なお、予算策定にあたって必要となるデータとしては、決算数値の他に、市場動向、金利水準や為替の動向なども必要となります。経理部門がこれらのデーターの取りまとめ役となるケースが多いようです。

 ご相談はこちらからどうぞ

予算策定(2)各事業部での予算策定

経営者層が定めた基本的な予算の方針に従って、各事業部での予算策定作業を行います。
経営者層は、全社的な目標を設定しますが、各事業部に割り振りした売上目標などは、現場の実情に即していないことがあります。また、経営者層が策定した予算はおおまかな目標数値であり、細かな売上目標の設定や費用の検討などはなされないのが通常です。
事業部に分かれていない会社の場合であっても、営業部門は実際に達成できる販売高を見積もり、製造部門は本当に必要な費用をはじきます。
経営者層からの指示として各現場に伝えられた予算数値が、現場で達成可能なものであるかどうかを判断し、明らかに実現不可能な目標を掲げられている場合にはこれを修正するような、すり合わせが必要となります。

 ご相談はこちらからどうぞ

予算策定(3)予算確定と予算修正

経営者層から指示された予算の枠組みと、現場からの要望とをすり合わせた結果、全社的に合意された予算が確定します。
予算が確定した後は、予算達成に向けて努力するのみです。
ただし、注意すべき点があります。
ひとつは、売上高について予算達成が見込まれなくなった場合には、早期にこれを修正し、業績予測も修正しなければならない点です。
達成不可能な売上予算をいつまでも掲げていては、利益計画に大きなくるいが生じます。
また、費用について、当初予定していたもの以外を支出する場合は、予備費の支出や他費目の流用でやりくりするものですが、大きな支出項目については、予算を修正して対応することが望まれます。

 ご相談はこちらからどうぞ

[Home]
ご挨拶
業務案内
出版物
ご連絡
相互リンク
利用規約
国民生活金融公庫からの借入のお手伝い
国民生活金融公庫を上手に利用しませんか?
民間の銀行よりも借りやすい
開業のための資金も貸してくれる
国民生活金融公庫の貸付いろいろ
まずは普通貸付
固定長期で1.85%は破格の低金利!
変動金利と固定金利
返済期間が長い
長期ほど金利は高いもの
無担保でも借りられる
不動産担保は7掛けで評価
保証人がいなくても借りられる
「経営改善貸付(マル経融資)」とは?
商工会議所って?
経営指導を受けるのは大変なのか?
推薦をもらうのは難しいのか?
無担保・無保証だが金利は若干高い新創業融資制度
第三者保証人等を不要とする融資
借りるために必要な手続き
面談が最も重要
担当者が独断で融資を決裁するわけではない
決裁が降りてから融資実行まで
開業計画書の書き方
銀行からの既存融資の借換えはできない
人物次第で借りられることもあれば借りられないことも
信用保証協会を利用した借入のお手伝い
信用保証協会を上手に利用しませんか?
銀行から借りるには信用保証協会
信用保証協会とは?
信用保証協会に対して保証人が必要です
信用保証協会は担保を歓迎してくれる
銀行経由で利用しましょう
信用保証協会を利用することで金利は安くなる?
長期の融資が受けられる
他にもメリットいろいろ
都道府県や市町村の制度融資
記帳代行・税務申告のお手伝い
なぜ会計事務所の報酬はこんなにも高いのか?
年間10万円以下に税理士報酬を抑える方法
経理って何?
経理とは?
「決算」が経理のメインイベント
税金の申告なども決算作業のひとつ
新年度の予算策定
大切なルーチンワーク
現金の動きは毎日記録
現金以外の日々の取引
月に1度の作業も多い
毎月の報告資料作成
月次決算は簡易な作業
試算表の他に必要な資料
1年間の総まとめ!決算作業
資産が本当にあるかどうか数えてみる
決算日からの1週間は各部署に資料依頼で大忙し
資料がそろえば計算あるのみ
最後に外部報告資料を作成する
「経理」と「財務」
お金を借りるためには経理が欠かせない
簿記の基本
「簿記」は経理の基本ルール
簿記の基本ルール
現金の流れに置き換えるとわかりやすい
簿記は5つの要素からなる
総勘定元帳に転記する
試算表を作成する
貸借対照表と損益計算書を作成する
消費税の経理処理
日常の記帳業務
日々の記帳業務
現金・預金の取扱い
売掛債権管理について知っておこう
受取手形管理について知っておこう
買掛債務管理について知っておこう
支払手形管理について知っておこう
在庫管理について知っておこう
経費管理について知っておこう
固定資産管理について知っておこう
有価証券管理について知っておこう
貸付金管理について知っておこう
資金繰りと借入金管理について知っておこう
月次業務管理について知っておこう
決算
税務申告のスケジュール
商法上のスケジュール
決算の方針を決める
売上高と売掛金を確定する
買掛金・未払金を計上する
在庫を評価する(売上原価)
有価証券を評価する
固定資産の減価償却と減損会計
いろいろな引当金
諸勘定の整理をする
税金の申告をする(法人税等・消費税)
報告資料を作成する

Copyright (C) 2005 公認会計士奥村佳史事務所. All Rights Reserved消費税 法人税 札幌証券取引所

公認会計士奥村佳史事務所の許可なく本サイトの一部あるいは全文のコピーならびに転用を禁じます。