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◆在庫管理について知っておこう
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在庫のことを、会計用語で棚卸資産といいます。
棚卸資産の管理は物流管理部門などが担当します。
棚卸資産の管理において、日常の受払管理は非常に重要です。これは、棚卸資産に物品として換金価値があるという理由の他に、得意先から注文を受けた時に、手許に在庫があるかどうかを把握していることが営業上の要請からも必要であるためです。
棚卸資産の受払管理は、商品元帳などと呼ばれる補助簿で行われますが、現在ではほとんどの会社でコンピューターが用いられています。
棚卸資産は、日々の購入、販売で頻繁に出入りしますので、コンピューターによりリアルタイムな情報を把握できることは非常に有益です。
棚卸資産を受け入れたときには、納品書などをもとに必ず受け入れのデーターを入力します。小規模な会社の場合は、受け入れ時に、商品ごとに受け入れた数量と金額を入力していきます。
大規模な会社や相応のシステムを導入している会社の場合、発注データーが記録されており、棚卸資産の受け入れは発注データーを消し込む作業となります。この場合、受け入れの際には数量や金額を入力する必要はなく、発注番号ごとに受け入れを認識していく作業を行うこととなります。
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◆在庫には適正な水準がある
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会社で保管する在庫量には望ましい水準があります。多すぎても少なすぎても良くありません。棚卸資産の管理を担当する物流管理部門などでは、常に在庫を適正量に保つ努力をしています。
在庫が少なすぎると、得意先から注文があっても販売できずに売り逃すことが多くなります。このような売り逃しによる損失を機会損失といいます。
一方、在庫が多すぎると在庫を保管するためのコストがかさみます。倉庫を借りるための賃借料が膨らむことは容易にイメージできるのではないでしょうか。
当然、在庫を受け入れてから販売するまでの期間が長くなりますので、商品の劣化も多くなります。
さらに、在庫を抱えることで、会社の資金が固定化されてしまいます。この点は、経理部門の会計データーにおいても、棚卸資産の金額が膨らむことから容易に認識できます。
適正な在庫水準がどの程度かという点については、明確なルールはありません。各社で試行錯誤を繰り返しながら、適正な在庫水準を探っています。
経理部門としては、過剰在庫に常に注意しておき、在庫が異常に多くなった場合に担当部門に注意を発します。
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◆販売管理との連携
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在庫管理は、販売部門との連携が欠かせません。
とりわけ重要な仕事は、出荷可能な在庫数量を常に把握しておくことです。
倉庫で実際に保管されている在庫の数量は容易に把握できます。しかし、これだけでは、不十分です。営業部門では、顧客の要望するタイミングで必要な数量をそろえることが必要です。
将来の各時点での出荷可能在庫量が把握できてこそ、在庫管理が営業部門の力になれるのです。
出荷可能在庫を把握するためには、実在庫データーのほかに、生産予定や購買予定から把握する入庫予定データー、販売予定から把握する出荷予約データーなどを統合して管理します。
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◆付随費用の取扱い
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棚卸資産を購入する時に要した付随費用は、棚卸資産の取得価額に算入するのが原則です。
ただし、買入事務費や検収費のように、棚卸資産取得後に会社内で発生する間接的な付随費用については、その額が、棚卸資産の購入対価の3%以内である場合には、取得原価に算入しない経理処理も法人税法上認められています。
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